VRChat 非公式日本語ドキュメント

Raycast

VRChatの VRCRaycast コンポーネントを使用すると、アバターからシーン内にレイ(光線)を発射し、ワールド内のコライダーやプレイヤーにヒットさせることができます。レイキャストがヒットした地点にTransformが配置されます。

コンポーネントのプロパティ

VRCRaycast

プロパティ 説明
Raycast Direction レイを飛ばす方向です。これはローカル空間で適用されるため、トランスフォームの回転の影響を受けます。
Distance レイキャストが到達できる最大距離です。0に設定すると、可能な限り遠くまで(1000ユニット)レイが飛びます。
Apply Transform Scale このプロパティを有効にすると、このコンポーネントがアタッチされているトランスフォームのlossy Zスケールが、レイキャストの距離に影響を与えるようになります。
Collision Mode このレイキャストコンポーネントが衝突判定を行う レイヤー を制御します。ワールドで使用されるレイヤー、プレイヤーのコライダーで使用されるレイヤー、またはその両方に対して衝突させることができます。高度なユースケースとして、衝突させるレイヤーを個別に指定することも可能です。
Hit Worlds レイは DefaultEnvironment レイヤーおよび、ユーザーが制御可能なすべてのレイヤーと衝突します。(デフォルト)
Hit Players レイは PlayerPlayerLocal レイヤーと衝突します。
Hit Worlds And Players レイはワールドとプレイヤーの両方と衝突します。上記の2つのオプションのレイヤーを組み合わせたものになります。
Hit Custom Layers 手動で指定したレイヤーのセットに対してレイが衝突します。
Custom Collision Layers Collision ModeをHit Custom Layersに設定した際に使用するカスタムレイヤーセットです。このプロパティは、カスタムレイヤーを使用していない場合は非表示になります。
Result Transform レイキャストの衝突地点に合わせて位置が移動し、オプションで回転も適用されるトランスフォームです。このコンポーネントを機能させるには、必ずResult Transformを割り当てる必要があります。
Apply Rotation デフォルトでは、Result Transformは位置のみが変更されます。Apply Rotationを有効にすると、衝突した表面(衝突法線)から離れるようにAlignment Axisが向くよう、回転も適用されます。
Alignment Axis Result Transformに回転を適用する際、どの軸を衝突した表面に合わせるかを制御します。このプロパティは、回転を適用していない場合は非表示になります。
Behavior On Miss 何にも衝突しなかった場合にResult Transformコンポーネントがどのように動作するかを制御します。
Do Nothing Result Transformに対して何も行いません。(デフォルト)
Snap To Start Result Transformをレイの開始地点に移動させます。Apply Rotationが有効な場合、レイキャストコンポーネント側を向くように回転も適用されます。
Snap To End Result Transformをレイの終了地点に移動させます。Apply Rotationが有効な場合、レイキャストコンポーネント側を向くように回転も適用されます。
Parameter レイキャストに関する情報をアバターのアニメーターに渡すために使用されるプレフィックスです。詳細については、以下の レイキャストパラメータ を参照してください。
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アバター1体につき、VRCRaycast コンポーネントは最大80個までという上限があります。 互換性の理由から、この上限は FinalIK コンポーネントと共有されています。VRCRaycast で目的を達成できる場合には、原則として FinalIK を使用しないようにしてください。

Raycastパラメータ

Parameter プロパティを使用すると、レイキャストに関する情報をアバターコントローラーに渡すための複数のパラメータを定義できます。例えば以下の項目において、Parameterを Beam に設定すると、{parameter}Beam に置き換わります。

Parameter に何らかの値が設定されると、アバターのAnimatorに以下のパラメータが設定されます。

レイが何もヒットしなかった場合、{parameter}_Ratio および {parameter}_Distance パラメータは以下のように動作します。

使用上のヒント

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