VRChat 非公式日本語ドキュメント

インポスター

インポスターとは?

インポスターとはアバターの身代わりとなる存在で、通常であればフォールバックアバターやロボットが表示されるような状況でも、アバターの姿を表示できるようにするものです。VRChatにおける異なるシステムやユーザータイプ間のギャップを埋めることを目的としています。例えば、あるユーザーのアバターがWindows版のみでアップロードされている場合、VRChatはQuest向けに適切なインポスターを自動的に作成します。インポスターを作成できるのは、自分が所有し、アップロードしたアバターに対してのみです。

たとえクロスプラットフォーム対応版のアバターを一度もアップロードしていなかったり、パフォーマンスランクによって「パフォーマンスブロック」されているアバターであっても、他のユーザーはあなたのインポスターを見ることができます。インポスターは自動生成されますが、いくつかの簡単な手順で更新したり、生成の順番を早めたりすることも可能です。一度インポスターを作成すれば、オンとオフを切り替えることができます。オフにしている間は、代わりにフォールバックアバターが表示されます。

インポスターを作成するには?

インポスターを作成するための最初のステップは、アバターを作成してアップロードすることです。

アバターをアップロードしたら、以下の手順で簡単にインポスターを作成できます:

  • VRChatのウェブサイトにログインします。

  • インポスター化したいアバターの情報ページに移動します。「Avatars」から「My Avatars」を選択し、対象のアバター名とアイコンをクリックしてください。

  • 「Generate Impostors」をクリックします。すでにインポスターが存在し、更新したい場合は「Regenerate Impostors」をクリックしてください。

  • 待ちます。

  • ページを再読み込みしてください。しばらくすると、Quest用とPC用のアバターのインポスターが作成されているはずです。

A screnshot of an avatar's page on vrchat.com. It allows avatar creators to (re)generate impostors and see which impostors have already been generated. You can see if impostors have been generated for PC and/or Android. You can also see if the impostor has been customized by the avatar creator.

注意

現在、インポスターはヒューマノイドアバターのみに対応しています。ジェネリックアバターは今後対応予定です。

インポスターのプレビュー

インポスターが生成されたら、どのような見た目になるか確認したくてワクワクしていることでしょう!ご安心ください、確認方法は簡単です!

VRChatにログインし、アバターメニューを開いて、インポスターを生成したアバターを選択してください。

アバターの「Features」に「Impostor」が含まれていることが確認できるはずです。

A screenshot of the "Features" section of an avatar in VRChat. It shows an "Imposter" icon, among other features.

また、アバターモデルのプレビューの下に新しいボタンが表示されます。これを使うと、インポスターと通常のアバターの表示を切り替えて素早くプレビューできます。

A screenshot of an avatar being previewed in the VRChat menu. A screenshot of an avatar's imposter being previewed in the VRChat menu. A toggle near the bottom has been enabled.

注意

メニュー上でプレビューされるインポスターは、他のプレイヤーから見たときよりもアーティファクト(ノイズ)が多く表示される場合があります。

VRCImpostorSettings

インポスターはデフォルトでもかなり綺麗に表示されますが、複雑なアバターの場合はカスタマイズを行うことでさらに良くなることがあります。

インポスターをカスタマイズするには、アップロード前にアバターに「VRCImpostorSettings」コンポーネントを追加してください。このコンポーネントの設定を変更することで、インポスターの外観を調整できます。複数の「VRCImpostorSettings」を追加して、体の部位ごとにカスタマイズすることも可能です。

解像度スケール (Resolution Scale)

インポスターのテクスチャアトラスにおいて、その部位のテクスチャが占める領域の大きさを変更します。 例えば、このスクリプトを頭のボーンに配置し、この値を変更することで、頭部がテクスチャアトラス内で占める面積を増減させ、テクスチャ全体の品質を調整できます。 必要に応じて、アトラス上の他の部位が縮小される可能性がある点に注意してください。

これはVRCImpostorSettingsが配置されているボーンを基準とします。

除外するトランスフォーム (Transforms To Ignore)

インポスターのデータをキャプチャする際、これらのトランスフォームを無視します。これにより、最終的な結果からそれらが非表示になります。

これはVRCImpostorSettingsが配置されているボーンとは独立しています。

追加の子トランスフォーム (Extra Child Transforms)

翼や尻尾のようなものに最適です。このスクリプトが配置されているボーンに対して、Impostorizerが個別のスプライトを作成するように指示します。

やってはいけない例として、一本一本にこれを設定して、それぞれを独立したスプライトにすることもできます。しかし、すべてのスプライトは単一のテクスチャシートを共有しているため、指のようなもので埋め尽くすと他の部分の品質が低下してしまいます。このあたりの調整が重要です。

これはVRCImpostorSettingsが配置されているボーンとは独立しています。

ここにペアレントを再設定

別のボーンをこのインポスタースプライトにペアレント設定します。つまり、そのボーンはこの部位と一緒にインポスター化され、そのスプライトの一部として扱われることになります。

例えば、翼を上半身の一部として扱いたい場合、これを使って翼のルートボーンを胸のボーンにペアレントし直すことで、インポスター化の際に一つにまとめることができます。

これはVRCImpostorSettingsが配置されているボーンを基準とします。

インポスターはいつ表示されますか?

現在、インポスターが表示される状況は以下の3つだけです。

  • アバタープレビュー(アバターの詳細ページでインポスターを表示する場合など)
  • パフォーマンス制限(例:アバターのパフォーマンスランクが「Very Poor」だが、自身の表示するパフォーマンスランクの最小設定が「Medium」になっている場合)
  • プラットフォームの不一致(例:PC用のアバターだが、Androidで表示している場合、またはその逆)

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