Release 3.6.2-beta.2
概要
このアップデートでは、AI Navigationの追加、アバターエディターパネルの改善、新しいPlayer State APIの実装が行われました。また、ClientSimにおける入力イベントの不具合修正や、インラインスプライト使用時にワールドのアップロードが失敗する問題の修正も含まれています。
新機能
- 本リリースでは、Unity 2022のAI Navigationパッケージが統合されました。これにより、シーンのジオメトリから自動生成されるナビゲーションメッシュを使用して、ゲーム世界内をインテリジェントに移動するノンプレイヤーキャラクター(NPC)を作成できるようになります。
- VRChat SDKにAI Navigationパッケージへの参照が含まれるようになったため、シーンをアップグレードすると「AI Navigation」ウィンドウが表示されます。ウィンドウを右クリックして「Close」を選択することで閉じることができます。
- 導入の助けとなるVRChatワールド向けAI NavigationドキュメントとAI Navigationサンプルシーンを公開しました。
- 一部のアバターエディターパネルが更新されました:
- Expression ParametersおよびExpressions Menuエディターが根本から作り直されました。
- 更新されたExpression Parametersエディター:
- ドラッグ&ドロップで簡単に要素の順序を変更できます
- パラメータが使用する同期バイト数をプログレスバー形式のメーターで表示します
- Expression Parametersのアセットに新しいアイコンが追加され、Assetsフォルダー内で見つけやすくなりました
- 更新されたExpressions Menuエディター:
- 現在のMenu Controlsの数と、追加可能な最大数を併せて表示します
- 各Controlのタイプを一目で確認できます
- ドラッグ&ドロップで簡単にControlsの順序を変更できます
- 警告やエラーの表示が改善・更新されました
- すべてのControlタイプを編集するためのレイアウトが改善されました
- Sub-Menu Controlsにおいて、新しいMenuアセットの迅速な作成が可能になり、ボタン一つでサブメニューのエディターを開けるようになりました
- Expressions Menuのアセットに新しいアイコンが追加され、Assetsフォルダー内で見つけやすくなりました
- VRC Scene Descriptorにおいて、spawnsリストで定義された各スポーン地点のギズモがシーン内に表示されるようになりました。
- アバターのダウンロードサイズ制限または非圧縮サイズ制限が引き下げられたことに伴い、最後にビルドしたアバターがこれらの制限を超えている場合、SDKによるアップロードがブロックされるようになりました。
- Udon経由で利用可能な新しいプレイヤー状態APIを実装しました:
修正
- ClientSimにおける入力イベントが破損する問題を修正しました(こちらのCannyを参照してください)。
- TextMeshProのラベルでインラインスプライトを使用している場合に、ワールドのアップロードが失敗することがある問題を修正しました。
3.6.2-beta.1 から 3.6.2-beta.2 間の修正
- 新しいエディターパネルの安定性を向上させました。
- SDKのアップグレードや再起動の間に、アバターのExpressionメニューでExpression Parametersが欠落してしまう問題を修正しました。
既知の不具合
- シーンを開いて最初にU# Behaviourを持つプレハブ内のGameObjectを選択した際、そのU# Behaviourの直下にあるコンポーネントのGUIが表示されないことがあります。これはプレハブの選択を一度解除して再度選択することで直ります。
- Buffer ParticlesがUnity 2019の時と同じように動作しません。コミュニティメンバーのhfcRed氏による修正のための回避策はこちらを参照してください。
- Unity 2022では、UnityのIMGUIで発生した未処理の例外によってRiderのデバッガーが停止することがあります。
- 詳細については、こちらの回避策およびJetBrainsのバグトラッカーを参照してください。
最終更新: