リリース 3.5.2
概要
今回のリリースでは、アバター制作者向けの新しい機能追加およびさまざまな修正が行われました。
新機能
- アバター SDK に
VRCHeadChopコンポーネントを追加しました。- このコンポーネントを使用すると、アバター作成者は、アバターを着用しているユーザーから見てアバターのどの部分を非表示にするかを制御できます。
- アバター SDK に
AnimatorPlayAudioステートビヘイビアを追加しました。- これにより、アニメーションステートへ遷移する際に
AudioSourceを変更できるようになります。 AudioClip、ボリューム、ピッチ、ループ設定を変更できるほか、AudioSourceの再生や停止を自動的に行うことも可能です。
- これにより、アニメーションステートへ遷移する際に
- Udonに新しく
OnInputMethodChangedEvent を追加しました。これは、ユーザーがキーボードからゲームコントローラーへ、あるいはゲームコントローラーからタッチスクリーンへ切り替えるなど、入力メソッドを変更するたびにトリガーされます。
変更点
- Worlds SDKにて、適切な場合にUnityのデフォルトUIシェーダーを スーパーサンプリングシェーダー に置き換えるよう提案するようになりました。
- これにより、VRで表示した際のテキスト要素の視認性が向上します。
- TextMeshProコンポーネントはこの変更の影響を受けません。TextMeshProはスーパーサンプリングなしでも十分に高い視認性を備えています。
- Udonに バイトおよびビット演算 を追加しました。
System.BitConverter、System.Buffer、System.Text.EncodingをUdonで利用可能にしました。DataToken.BitCastメソッドを追加しました。
- 生データのダウンロードを可能にするため、文字列ダウンローダーイベントに
ResultBytesフィールドを追加しました。 - Avatar SDK にて、アバターのアニメーター全体で 混合した Write Defaults 設定を使用することに対する警告が表示されるようになりました。
修正
- Udon スクリプトで
[RequireComponent]を使用する場合、ビルド時に無害なエラーが表示されないよう SDK を調整しました。 UnityEngine.Timelineパッケージのバージョンを更新し、ベース SDK パッケージの依存関係に追加しました。- SDK のアバターパフォーマンス統計において、推奨制限をより正確に記述するため、「Polygons」という表記を「Triangles」に変更しました。
- VRChat Mobile 使用時に
InputUseUdon イベントが常時発生する問題を修正しました。今後はスワイプや長押しではなく、実際のタップ操作が行われたときのみ発生するようになります。
ClientSim
- VRChat がサポートするすべての言語を追加しました。
- プレイヤーのスケール調整 API のサポートを追加しました。
- Play ModeでEditorOnlyオブジェクトが削除されない問題を修正しました。
- パフォーマンス向上のため、ポーズメニューの状態に応じてスタックされたカメラの有効/無効が切り替わるようになりました。
既知の不具合
- U# Behaviourを持つプレハブ内のGameObjectをシーン上で初めて選択した際、そのU# Behaviourの直下にあるコンポーネントのGUIが表示されないことがあります。プレハブの選択を解除し、再度選択し直すことで解消します。
- Buffer ParticlesがUnity 2019の時と同じように動作しません。コミュニティメンバーのhfcRed氏による修正のための回避策はこちらです。
- UsePassを使用している別のシェーダーによって参照されているShader Graphを更新すると、エディタがクラッシュすることがあります。これはUnity 2022.3.6f1における問題であり、2022.3.14f1で修正されています。
- Unity 2022では、UnityのIMGUI内で未処理の例外が発生すると、Riderのデバッガーが停止することがあります。
- 詳細については、こちらの回避策およびJetbrainsのバグトラッカーを参照してください。
